大規模修繕は多数の実績を持つ当社にお任せ
大規模修繕とは、劣化している建物を新築当時の状態に戻すための工事です。大規模修繕を行わずに放置した場合、雨水などの影響を受けて建物の内部が腐食し、人命を脅かす事故を引き起こしかねません。
横浜市都筑区のふくとくペイントでは30年以上にわたって大規模修繕を続けてきた経験があります。大規模修繕を計画されているならば、住宅だけでなく公的機関への施工実績も豊富な当社にご依頼ください。
大規模修繕とは
大規模修繕とは、住宅の経年劣化を防ぐことを目的に、長期的な計画に基づいて行われる修繕のことです。マンションや企業、学校、公共施設などが実施しており、一般的には管理組合が主導して修繕計画を立てています。工事の対象となるのは主に共用部分で、住民などの利用者が安全に建物を使い続けるためには必要不可欠な工事です。
「修繕」と「改修」はどのように違うのか
「修繕」とよく似た言葉に「改修」があります。この2つは混同されがちですが、実は以下のように明確な違いがあります。まずは簡潔に修繕と改修の違いをまとめてみましょう。
修繕 | 新築時に近い水準まで機能や性能を回復させるための工事 |
---|---|
改修 | 建物全体の機能や性能を向上させ、より良い建物へと改良する工事 |
修繕はあくまでも新築当時の水準を取り戻すために行う工事です。経年劣化などにより傷んでいる箇所や不具合のある箇所を元通りにして、建物を安全に使用できる状態に直します。大規模修繕は10年~20年に1度のペースで行いますが、突発的に破損などに対しては「小規模修繕」で対応する場合もあります。
一方の改修は、機能の維持・回復を前提として、新築当時と比べて建物の機能や性能をさらに向上させることを目的に行う工事です。たとえば防火性能の高い材料を使って内装工事をしたり、オートロックやバリアフリー対応の設備を追加したりといった工事が改修と呼ばれます。改修をすることで住民や利用者がより快適に建物を使えるようになるほか、建物全体の資産価値も向上するでしょう。
なぜ定期的な大規模修繕が必要なのか
大規模修繕は、建物にとって必要不可欠なメンテナンスとお考えください。大規模な建物は頑丈につくられていますが、それでもいつか寿命が訪れます。外壁などは絶え間なく雨風や紫外線にさらされ続けていますし、人間が暮らすなかで劣化することもあります。経年劣化が生じた状態のまま建物を放置すると、以下のようなトラブルが発生するリスクが高まるため要注意です。
- コンクリートなどに生じたヒビから雨水が侵入し、雨漏りなどのトラブルが発生する
- 漏れ出した水が建物内部に染み込み、コンクリートが腐食して建物の強度が下がる
- 外壁のコンクリートやタイルが剥がれて落下し、住人や通行人に直撃する恐れがある
- ベランダの手すりなどが脆くなり、体重をかけた際に転落事故が発生する可能性がある
- 外観が悪くなるせいで建物の資産価値が下がる
- 建物がスラム化して治安が悪化し、事件・事故の発生率が上がる
- 安全性に疑問を感じた入居者の退去が相次ぎ、修繕積立金が不足する
建物が傷んだ状態のまま放置すると、まずは雨漏りなどの問題が起こりやすくなり、さらに深刻化した場合は建物の内部構造が破壊されてしまいます。結果として建物の住人や利用者の安全を守れなくなるばかりか、通行人にまでケガを負わせるリスクもあるため要注意です。万が一、修繕不足によるトラブルで周囲の人や物に損害を与えてしまった場合は、建物の管理者が損害賠償責任を追及される可能性もあります。
また、外観が悪くなるせいで建物自体の資産価値が下がることも大規模修繕を放棄するデメリットのひとつです。内覧に訪れた入居希望者が入居を取りやめたり、安全性に疑問を感じた入居者が退去したりする事例が相次ぐでしょう。そうなると修繕積立金が不足して、思うような修繕ができなくなるという悪循環に陥りかねません。最悪の場合は建物がスラム化して治安が悪化し、事件・事故の発生につながる恐れもあります。このような事態を避けるためには計画的に大規模修繕を行い、簡単な工事で必要な修繕を終えることが重要です。
大規模修繕工事の大まかな流れ
大規模修繕の開始から完了までの大まかな流れを、7つのステップに分けて解説します。
大規模修繕はこのように行なわれます。
STEP1:仮設工事
本格的な工事に先立って、足場や現場事務所を設置する「仮設工事」を行います。安全かつ正確な作業を行うために安定した足場は不可欠です。足場が完成した後は「メッシュシート」と呼ばれるシートで飛散防止・落下防止対策を行い、万一の事故に備えます。
STEP2:下地補修工事
コンクリートなどにひび割れなどの劣化が生じている場合は、工事開始前に修繕を行います。下地を美しく整えなければ、その後の塗装をいくら丁寧に行ってもデコボコした箇所が生まれるため質の高い作業ができません。
STEP3:タイル補修工事
壁や天井などに取り付けているタイルにひび割れなどの劣化が見られる場合や、剥がれかけているタイルがある場合は、これを補修して状態を改善させます。当社では作業員が1枚1枚のタイルを入念に検査するため、落下などによるトラブルを防ぐことができます。
STEP4:シーリング工事
シーリングとは、外壁やタイルの継ぎ目に使用している材料のことです。シーリングは経年劣化しやすく、売宇南西を失うとひび割れを起こしやすくなり、これが水漏れなどのトラブルにつながるため要注意です。シーリング工事には足場が必要なので、大規模修繕の機会に行われます。
STEP5:塗装工事(外壁)
塗装工事は外壁部分からはじめることが一般的です。外壁の状態を確認し、コンディションが良い場合は重ね塗りをして見た目の美しさと防水性能などを取り戻します。しかしコンディションが悪い場合は、前回使用した塗料をすべて剥がしたうえで、下塗りからやり直します。
STEP6:塗装工事(鉄部)
大部分の塗装工事に併せて、ドアや階段、手すりなどに使われている鉄部への塗装も行います。鉄部の塗装は見逃してしまいがちですが、建物の天敵でもある「サビ」から守るために塗装が必要です。鉄部への塗装工事を行う前には、入念なサビ落としなどの清掃作業も行います。
STEP7:防水工事
屋上やバルコニー、共用部分の廊下といった雨風の影響を受けやすい箇所には防水工事を実施します。ひび割れなどが生じている場合は、同時に修繕工事を進めることも可能です。防水層に膨れが見られた場合などは、防水工事が必要なサインと考えましょう。
ふくとくペイントの大規模修繕
横浜市都筑区のふくとくペイントでは、これまでにマンションから病院、学校、大手企業、そして駅舎に至るまで多数の大規模修繕を行ってきました。都筑区の皆様にとってもおなじみの「横浜赤レンガ倉庫」も当社が大規模修繕を行った施設のひとつです。当社には30年以上にわたって多数の大規模修繕を行ってきた実績があり、あらゆる建物でノウハウを発揮できます。
先述したように、大規模修繕の内容は外壁塗装から防水工事までさまざまです。あらゆる工事を高いレベルで行える施工会社でなければ、質の高い大規模修繕は行えません。大規模修繕の施工会社が決まっていない場合は、ぜひ1度ふくとくペイントにご相談ください。お見積りを含めた具体的な修繕プランを、わかりやすい言葉でお伝えします。
当社の実績
※表は左右にスクロールして確認することができます。
元受け/発注元 | 場所 | 内容 | |
---|---|---|---|
公共工事 | ー | 学芸大学7号館 | 大規模修繕工事 |
ー | 学芸大学小平第三住宅1号棟他5棟 | 屋上防水工事 | |
ー | 一ツ橋大学 | 屋上防水工事 | |
ー | 都営弦巻団地他3団地 | 大規模改修工事 | |
他多数 | |||
民間工事 | 鹿島建設 | 日本大学藤沢10号館・12号館 | 大規模修繕工事 |
清水建設 | 明治大学生田キャパンパス5号館 | 大規模改修工事 | |
東京電力 | 玉ノ井変電所 | 大規模修繕工事 | |
大林組 | 東京駅 | 地下漏水補修工事 | |
竹中工務店 | 横浜赤レンガ倉庫 | 大規模修繕工事 | |
他多数 | |||
マンション等 | P`フラットあざみ野管理組合 | P`フラットあざみ野 | 屋上防水工事 |
東神奈川A共同ビル管理組合 | 東神奈川A共同ビル | 屋上・廊下・階段 防水工事 | |
東神奈川B共同ビル管理組合 | 東神奈川B共同ビル | 屋上・廊下・階段 防水工事 | |
三井プレコンクリート㈱ | UR田島団地 7棟 | 大規模修繕工事 | |
三井プレコンクリート㈱ | UR高根台団地 33棟 | 大規模修繕工事 | |
他多数 |
その他、大手ゼネコンや公共工事の施工実績が多数あります。
掲載は、順不同・敬称略です。