外壁の劣化パターンと対策法
家の外壁の汚れやヒビが目立つようになってくると、「そろそろ塗替えのタイミングかな」と皆さん考え始めますよね。
ただ、外壁の劣化は目には見える部分だけのことではありません。「建物を保護する」という大切な機能が失われている場合もあります。
ここでは、横浜市港北区、横浜市青葉区、横浜市緑区、神奈川県川崎市宮前区などの地域で、長年にわたり外壁塗装を行ってきた「ふくとくペイント」が外壁の劣化パターンとその対策法を解説します。皆さんには、対策をしっかり講じてきれいな外壁を維持していただきたいです。
劣化とその対策をパターンごとに説明
外壁の劣化は「表面のよごれ」、「塗装の劣化」、「建物自体の劣化」という3パターンに分かれます。ひとつずつ見ていきましょう。
表面の汚れ
外壁は常にホコリや土や排気ガスに晒されており、汚れが付きやすいです。車の交通量が多い場所ではその傾向が顕著です。また、湿気の多い場所ではカビやコケが生えやすく、外観に悪影響を及ぼします。カビは防水性の低下を招く恐れもあります
対策法
付着して間もない汚れは水で落とすことができますし、構造へのダメージもそんなに大きくはありません。しかし、時間がたつと汚れが落ちにくくなるうえ、防水性が低下し、サイディングの内側が腐食してしまうこともあります。その場合は業者に依頼してプロの手でメンテナンスしてもらうことをおすすめします。
塗装の劣化
塗料にも寿命があるため、時間がたつと劣化してしまうのは避けられません。剥がれたり、浮いてきたりすることがありますが、こうなると建物を保護することができなくなってしまいます。また、表面がチョークの白い粉のようにサラサラになってしまうチョーキング現象というものもあります。この現象が出ているということは外壁の防水、保護機能がすでに失われているということです。塗替えのタイミングが来たというサインになります。
対策法
今は様々な機能性塗料が開発されています。断熱塗料、弾性塗料、光触媒塗料など多岐にわたり、遮熱性、防汚性、防カビ性などに優れた塗料もありますので、立地、環境に適した塗料を業者と相談の上選ぶようにしましょう。また、塗装の劣化は作業時の手抜きが原因になるケースもあります。丁寧な作業を行う業者に依頼することが重要です。
建物自体の劣化
サイディングボードの反りや目地を埋めるシーリングの劣化が発生すると、壁内に雨水が浸入し家の安全性にも影響を及ぼしてしまいます。また、ヒビ割れも危険です。外壁表面の4㎜以内に留まっている小さな「ヘアークラック」ならしばらく様子を見ても大丈夫ですが、下地層まで達した「構造クラック」になると、外壁下地や鉄筋コンクリートの錆びを誘発して建物の安全性を脅かすことになるので注意が必要です。
対策法
ヘアークラックは上から塗装するだけで補修可能です。しかし、構造クラックは下地層から調整して割れを埋めなければなりませんし、サビが発生している場合はブラシやヤスリでサビをしっかり落とす「ケレン作業」という大がかりな工事を行わなければなりません。時間が経てば経つほど大規模な工事が必要になってしまうので、「まだ大丈夫だろう」と思わず、劣化に気付いたらすぐに業者に相談して補修工事を行い、外壁の寿命を伸ばしましょう。
まとめ
外壁は10年に一度は塗り替えが必要と言われていますが、立地条件や地域によって外壁が晒される環境は異なり、外壁の劣化状況にも当然違いが出てきます。見た目はともかく、機能の劣化はなかなか分かりにくいものなので、「そろそろかな」と感じたら一度信頼できる業者に見てもらうようにしましょう。神奈川県川崎市宮前区、港北区、青葉区、緑区を中心とした地域で外壁塗装を検討している方は地域密着型で質の高い作業に定評のある「ふくとくペイント」にお気軽にご相談ください。